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2013年5月28日 (火)

マスターズ予選決勝解説~第2章~

強引な間合いの詰めでした。

ここで下がれば

得意の左中段回し蹴りの餌食に・・・

こちらも強引に飛び込み懐へ抱きついた

遠山選手の両腕が小生の顔面を締め付ける

きしむメンホー 顔の横90度にメンホーがくるりと回った所で`ヤメ!’の合図が

開始線に戻り目を合わせると、遠山選手の目は完全にロックON状態

さてここで遠山選手対策の出番である。

先ずは、得意の左回し蹴り封じ対策

対策その一

こちらも右構えとなり相構えでがっぷり四つ(左構えだと、こちらの腹部がバッチリ丸見え状態ですからね)

対策その二

遠間ではなく近間で勝負

その二の理由として、遠山選手の回し蹴りは、逃げ行く相手を蛇腹式扇子が伸びるがごとく捉えるのが何時もの必勝パターン

ここは勇気を振り絞って(だって丸太の様な脚が飛んでくるんです。怖いに決まってます)間を詰めることによって決してコンパクトではないその蹴りを封じ込める。

それは見事に効果があった。

蹴る雰囲気が出た瞬間に飛び込む小生

それでもなお蹴ってきた・・

丸太の様な脚の脛上部と膝が小生の殿部を蹴りあげる

あまりのパワーに80㎏の小生の身体がふわりと浮くのが分かった。

その後はお互いにクリンチ状態

決して子どもたちのお手本となる組手はできそうにない

やはり気持ち良く勝って九州の地を踏みたいし

まっ そんなことを考えている余地なく必死な状態

そして見えたモノは

カラータイマーの点滅しているかの様な息遣いの遠山選手であった

よし

今度は絡み合った隙を縫って、顎へ突きを入れてやる・・・と

小生の記憶では同じ封じこみパターンで蹴りに合わせて飛び込んだ

そしてその都度、クリンチ状態へ

・・・・・・

気がつくと止めの合図が聞こえた

スコアーは3対0

そしてコート中央で健闘をたたえる熱い握手

あれから半月が経った

今でも右殿部の奥底に痛みが(。>0<。)

でもその大会の帰りには、遠山先生と電話で話した。

荒川館長~ずるいよ~構えを変えて私の蹴りを封じ込めたでしょ

ははは・・はい その通りです

では日本マスターズの舞台で再び戦いましょう・・・と話を締めくくった

内心 いや~あんまりやりたくないですよね

45歳の身体には、あの蹴りはリスクが多すぎる

もしフルコンの戦いで、あの蹴りがフルスイングできたら

小生の頭はもげちゃうでしょうね・・・Σ(゚д゚lll)アブナッ !

いや~今回は勝てて良かった・・

全国の皆さ~ん 

日本マスターズで会いましょう

決戦は北九州にて

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コメント

私は、コート脇で見ていたので思い出しながらコメントを読みました。お二人の読み合いは見ごたえ十分でした。おそらく会場にいた皆さんが一番楽しみにしていた試合だったと思います。
日本マスターズでの二人の対決楽しみにしています。
お二人の対決はまるで弁慶と牛若丸のよう・・ですかね。

有難うございます。
日本マスターズは決勝までに7回戦あたりまであります。
今回のように4回戦で息が上がっていては優勝は無理
皆さんの代表として恥ずかしくない戦いができるように、準備していきたいと思います。

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