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2012年10月16日 (火)

2012年10月16日 (火)

伸筋の収縮力と屈筋の脱力

表題を総して拮抗筋という

この二種類の筋肉のONとOFFの使い分けが、スピードとパワーを最大限に引き出すカギとなる。

上腕で考えると

二頭筋(ちからコブ側ね)が屈筋

三頭筋(女性の敵、二の腕)が伸筋

例えば

正拳突きを行う場合

屈筋をOFF(弛めて)にして伸筋の筋収縮を最大限に行えば、腕はビュンと伸びる

当然それだけでは、単なる腕単体のスピードが増しただけになるので、大きなパワーは得られない

これに重心移動が素早く行えた時、大きな爆発力を生み出すことができる。

しかしここで難しい問題ある

人は屈筋を収縮した時に「がんばった感」を感じている

ですから、早く突こうと思えば思うほど屈筋が働いてしまうので

本人は頑張っているのにパフォーマンスが上がらないという逆現象がおきてしまう。

ですから、何度も何度も繰り返し行うことで屈筋を疲れさせ

その力の抜けた時の感覚を覚えこませる方法を昔から行っている

そう 「反復の鬼と化」するわけですね。

Photo また先日の和道会指導員研修会では柔術の稽古を行いましたが

この拮抗筋の使い方がとても重要になってきます。

(写真は箱石先生が肘関節を極めてます。)

これについては

またの機会に譲りましょう

いつもこればっか・・・といわないで

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