スターからの贈り物
「武道空手の本質とは」
これは日本空手道協会の中達也先生が書かれた非売品の書籍の題名
数ヶ月前にこの本をご本人から頂いた
中先生と言えば、映画「黒帯」で主演
それをスタートに武道家というだけではなく、カメラの向こうでメディアを媒体とした空手普及活動にも精力的だ
そんな中先生とは、小生の師範である高木先生(公認8段)を通じて出会った。
でもそのもっと前にも遭遇している
小生が学連時代
まだ1年の頃だった
当時、拓大といえば泣く子も黙る絶対王者
そんな拓大のエースの一人が中先生であった。
当時からスマートでイケメンなイメージの中にゾクっとする怖さがあった
そんな拓大との対戦があった
その団体戦では、監督が何を思ったか小生も出場
ほぼ坊主同様の角刈り頭の小生は、先輩からのプレッシャーと絶対王者の拓大オーラに押しつぶされそうになっていた。
現に、その戦いの内容は全く覚えてない
結果? 勝てるわけないっしょ(。>0<。)
ただ覚えているのは
武大の看板のために必死に攻め込む当時の先輩方
そんな先輩の相手選手は
そう、中先生であった。
途中、先輩の膝がガクッと崩れた・・・
おおっ 先輩大丈夫!?
と叫ぶ小生ら
振り向く先輩
その先輩の口からはおびただしい出血が
当時は殴られた方が悪い
痛がれば大学の恥じ
という風潮と暗黙があった
そう 殴られて反則を頂くなんて恥ずかしいということだ
先輩は倒れながらニャリと笑った
血の海の口には前歯が無かった
うわ~ これが学連か~
そんな先輩を顔色変えず開始線で見据えているのが中先生であった
ですから、再び高木師範の主宰する飲み会で中先生とご一緒した時には
背筋がビシッと伸びたモノだ
それから、会派は違えど空手技術の追求という部分で汗を流そうということになり
この本を頂いたということだ
お話すれば、ものすごく物腰の柔らかい
そして理論派である。
でカッコいい
やっぱスターは輝きがありますよね。
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