2度あることは3度ない
タクティクス
日本語では「戦術」
今日紹介するのは
これがThe戦術!
と言えるほど大そうなものではございませんが
将棋だと、初心者でもその先の2手3手を読みながら戦う
じゃあ 空手競技でも・・・
と言いたいけど
コートに入って、実際相手と対峙しているときに
2手3手と先読みしても、人の動きは常に流動的であるので
はっきり言って不可能
いや・・そんなことはない!
方法はある
まっ 今回はその方法はこれからの課題としてと
今回は、誰でも出来る
「裏をかく」方法
ワールドゲームスチャンプのジョルジオ・タナス選手直伝のもの
タナス氏の得意技は色々あるが、おそらく「刻み突き」と見た
その刻み突きが得意ということを計算しての下記の戦術
1.前拳先行型特有の真半身からの組手構えをとる
2.浮かない程度でステップを踏む
3.前拳を「出すよ!」とい念を込めつつやや鋭い踏み込みを入れる
4.その後、間合いを元に戻しつつ普通のステップを2~3回踏む
5.また再び「出すよ」という念を込めて前拳と共に、先ほどと同じような踏み込みを入れる
6.相手は2度目のフェイントに少しのストレスを感じつつ、その前拳を捌くべく、相手の前拳がピクピクとディフェンス態勢を調えている
7.2度あることは3度ある・・・いや おそらく次が本物の前拳刻みが飛んでくるはず・・・さあ来い!その前拳を見事捌いて、俺の逆突きを叩き込んでやる~・・・とこれは相手の心理ね
8.その3度はいかに・・前の2回と同じように前拳に出すぞ~!という念を送りつつ、先ほどよりもより深く前足が相手に深く突きささる・・・ええっ!?それじゃ 相手の思うツボじゃないですか・・・そうカウンターの餌食
9.まっ ご覧あれ・・・3度目の前拳は、相手の読み通りに発射された。でもその前拳は本来の60%程のスピード・・・そうこの前拳は相手に受けさせるための誘いなのだ
10.その前拳を捌こうと、相手の前手が横に動いた瞬間・・・前拳に隠れていた、後ろ拳が一拍子のタイミングで相手の側頭部へ逆突きが打ち込まれる。
どうですか
でもこんな単純な作業が
あのコートの中で、審判の「はじめ!」の声を聞いた瞬間に真っ白になっちゃうんですよね。
そう、戦略・戦術を持って戦おうと思っても中々難しいんですよね~
さ~て
そんなこんな内容で、これから行われる一般クラスへ指導して来ます。
さて今夜は沢山練習生が来るかな~
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