剛柔流の接近戦
県下で長く空手を指導され、また県連の副会長でもある野別先生が主宰する日誠会へお邪魔した。
噴き出る汗・・・
お~毛穴が綺麗に・・
お肌が
そんなスペシャル気持ち良い・・剛柔流空手の特別セミナー
指導は当然、前での野別先生
今回の稽古は競技に慣れ親しんだ小生にとって、忘れていたものを思い出させてくれたような貴重な体験の場となった。
約束組手1
上段突きに対して
背刀を使用した上段流し受けで捌くと同時に、相手の喉元に貫手突きを突き刺す。
間を置かず裏突きで鳩尾→すかさず裏突きで顎を狙う(アッパーカットです)
約束組手2
中段突きに対して
開手にて中段懸け受け
と同時に、背刀を耳下へ打ち込む
すかさず懸けた手も背刀に変化し逆サイドへ背刀のダブルチョップ
そこでもまだ終わらない
接近戦よろしく
縦拳で鳩尾
続けて人中へ突き
そう・・・
ポイントを取るのではなく
仕留める技なんです。
その他にも次々と技が飛び出してくる
現在76歳の野別先生は
相手役の30代の脂の乗った鋭い突きに対し
顔色一つとして変えずに若き指導者の常見先生を制圧して見せる
そんな情景を、某フルコンタクト系空手団体の師範二人も見学
小生は失礼ながら
野別先生の動きに着目していた。
和道空手においても約束組手(和道では基本組手といいます)の稽古は必修であり
とかく、相手の動きを先読み・・というか攻撃箇所が決まってますので、ここではいつ来るのか・・ということ
を考えてしまい
相手は動いてもいないのに、受け手が先に受けのポジションに動いてしまう
で、お互いに平和条約を結んだ相手は、ちょうど受けやすいコースへ突いてきてくれる
見た目は、お~綺麗に受けたね~となるのですが
×××なのはお分かりですよね
で、野別先生の動きは・・・
いや~流石でした。
相手の動き出しを見極めた瞬間に体捌きが見事に行われてました。
それは、後から出てくるナイフ(短刀)に対しても同じだった
そう、際どい中での捌きです。
上段突きを寸時に関節極め
中段突きを手と腹部でキャッチし小手返し(野別先生曰く、本気で突いてくる拳を手でキャッチするのは非常に困難、であるから腹部も使用して拳を上手く受け取るのです。)
いや~非常に勉強になりましたし
実家の道場が剛柔流だけに、古巣に帰って来たかのような錯覚を覚えました。
武徳会の土佐キヨヒコ先生もご一緒でした。
写真は日誠会の飯島先生と土佐先生
しかし・・マジで藤原組長にクリソツではないですか
御蔭で小生のNICEさが際立ってますな・・
有難うございます。m(_ _)m
そうそう
このセミナーにはJKFanの取材もありました。
いつ掲載なんでしょうかね?
次は、東日本学生空手道大会です。
野別先生とは故郷が同じ宮崎なんです
しかも隣町
小生が子どもの頃に釣りに来ていたところ・・
これって偶然ではなく必然なんでしょうね
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ポイントを取るのではなく・・・とありますが、
競技空手でも、それがポイントとなる事が、望ましいですよね?
投稿: | 2012年5月 6日 (日) 07時46分
名無し様
私もそれが理想と考えます。現在の競技ルールでは貫手や関節技などは反則になりますが、技を出すまでの作りを学ぶには競技での間合いの駆引きは非常に勉強になります。ポイント=必倒技という意識が必要ですね。
投稿: 館長 | 2012年5月 6日 (日) 09時26分