和道の技術 ~上段突き込み~その2
上段突き込み
足の位置
前足爪先は進行方向、後ろ足は前足の内側ライン上にあって、指先は横へ約90度開く、足の縦幅は前屈立ち程度とする。
重心の位置
上半身が前傾するため、中心よりやや前にあり、前脚股関節周辺にある。
膝の曲げ具合
前膝は足の親指から垂線上にある。後ろ膝射は適度に張りを持たせる。
立ち方については上記の通り
この技の特徴は、通常の順突きよりも攻撃性が高い・・と同時に破壊力が大きいところにある。
例えは、上段(人中)を狙った場合、拳の到達ポイントを後頭部付近までのやや深めのところをターゲットにする。
それに加え、足の前後の位置が一直線上にあり、また上体を前傾にすることで、後ろ脚と上半身が一本のラインを形成し身体を統一体にしやすい。
結果、重心の移動が従来の順突きよりも大きく運動量があるため、拳に伝達された重心パワーは、小学生など軽めの身体であっても、大人に負けない破壊力を持つことができる。
次回は「上段飛び込み突き」を取り上げてみようか
では
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