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2012年1月24日 (火)

2012年1月24日 (火)

チームメイク

先日の大会で即席団体形チームで臨んだ本会

一週間という短期にも関わらず結果を残したチームがあった。

小学高学年の部にエントリーしたチームイレブン

イレブンとは年齢のこと

Aチームは6年生(12歳)で構成

でBチームが前でのチームなんですが

当然、一人一人の実力は一学年高いAチームが上

しかし結果は・・

27チームのてっぺんをGetしたのはそのBチーム

そう チームイレブンだった

何があったのか

以下の検証は、小生が直接見たものと、他の指導員からの報告などから導いたものである。

【Aチーム】

メンバーは

H君:明るくリーダーシップ型

R君:真面目でコツコツ型、最近伸びてる一人

Aさん:実力はあり。しかし控え目

稽古風景

やはりというか、H君が先頭切ってチームを動かす

それぞれがある程度の力を持っているので、H君の指揮の元それに二人が合わせるよう進んで行く

【Bチーム】

メンバーは

M君:リーダーシップ型の典型のような子

J君:お調子者でやんちゃタイプ。

K君:賢い論客

個人でも成績を残して来ているM君が主導権を握ったのは必然。しかし、M君の提案に対しJ君、K君もそれぞれの意見と主張を出してくる。とにかく対話が絶えない3名・・おい!もうちょっと身体を動かせ!と言いたくなるくらい、うるさい3名

上記の説明だと、Aの方がリーダの指示に従いすんなりと合わが出来たと思っていたが・・

Bチーム準決勝でのピンアン五段を目撃した時に思った。

ほ~っ なるほどね

Bチームの形のリズムが、この三名の誰のモノでもなく、この団体形のために作りだしたピンアン五段であった。

微妙なタメ(表演形としてのタメです。)

同じ突き、蹴り、ジャンプでも違う形に見えてしまう。

逆に、Aチームは各々の形をすり合わせて、タイミングを計りました・・という感じで、変わり映えがしない

まっ 当日にジャッジした審判員の先生方は、当然にこれまでのストーリーは知らないのですから、見たままをジャッジされたのですから。それでもBチームの方が、団体形として完成度が高かったわけです。

結論

Aチームは有る形をすり合わせる作業により構築

Bチームは団体用に、無かったリズムで構築

Aチームはそれがなぜ出来なかったのか?

おそらく、トライアングルの形が意識という部分で、二等辺三角形になってしまったのかな

逆に勝者となったBチームは正三角形を作れたのでは、それは牽引者はいるものの、意識的には対等であり、常にディスカッションが行われた

120122_183701 そこが新たなものを生み出す力となり

三名が醸し出すパワーのバランスが釣り合っていた

まっ こんな考察になってしまいしたが

これが長期に渡るチーム作りだとまた違った結果が出たのかもしれませんね。

自分から求めあう、攻撃的なチーム作りがBチームに勝利の女神を引き寄せたのだろう。

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