チームメイク
先日の大会で即席団体形チームで臨んだ本会
一週間という短期にも関わらず結果を残したチームがあった。
小学高学年の部にエントリーしたチームイレブン
イレブンとは年齢のこと
Aチームは6年生(12歳)で構成
でBチームが前でのチームなんですが
当然、一人一人の実力は一学年高いAチームが上
しかし結果は・・
27チームのてっぺんをGetしたのはそのBチーム
そう チームイレブンだった
何があったのか
以下の検証は、小生が直接見たものと、他の指導員からの報告などから導いたものである。
【Aチーム】
メンバーは
H君:明るくリーダーシップ型
R君:真面目でコツコツ型、最近伸びてる一人
Aさん:実力はあり。しかし控え目
稽古風景
やはりというか、H君が先頭切ってチームを動かす
それぞれがある程度の力を持っているので、H君の指揮の元それに二人が合わせるよう進んで行く
【Bチーム】
メンバーは
M君:リーダーシップ型の典型のような子
J君:お調子者でやんちゃタイプ。
K君:賢い論客
個人でも成績を残して来ているM君が主導権を握ったのは必然。しかし、M君の提案に対しJ君、K君もそれぞれの意見と主張を出してくる。とにかく対話が絶えない3名・・おい!もうちょっと身体を動かせ!と言いたくなるくらい、うるさい3名
上記の説明だと、Aの方がリーダの指示に従いすんなりと合わが出来たと思っていたが・・
Bチーム準決勝でのピンアン五段を目撃した時に思った。
ほ~っ なるほどね
Bチームの形のリズムが、この三名の誰のモノでもなく、この団体形のために作りだしたピンアン五段であった。
微妙なタメ(表演形としてのタメです。)
同じ突き、蹴り、ジャンプでも違う形に見えてしまう。
逆に、Aチームは各々の形をすり合わせて、タイミングを計りました・・という感じで、変わり映えがしない
まっ 当日にジャッジした審判員の先生方は、当然にこれまでのストーリーは知らないのですから、見たままをジャッジされたのですから。それでもBチームの方が、団体形として完成度が高かったわけです。
結論
Aチームは有る形をすり合わせる作業により構築
Bチームは団体用に、無かったリズムで構築
Aチームはそれがなぜ出来なかったのか?
おそらく、トライアングルの形が意識という部分で、二等辺三角形になってしまったのかな
逆に勝者となったBチームは正三角形を作れたのでは、それは牽引者はいるものの、意識的には対等であり、常にディスカッションが行われた
三名が醸し出すパワーのバランスが釣り合っていた
まっ こんな考察になってしまいしたが
これが長期に渡るチーム作りだとまた違った結果が出たのかもしれませんね。
自分から求めあう、攻撃的なチーム作りがBチームに勝利の女神を引き寄せたのだろう。
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