半眼
半眼(はんがん)
目を半ば開くこと。また、その目。「目を―にしてようすをうかがう」
座禅などで用いられる
小学~高校まで
小生が実家(宮崎)のお寺(道場)で、稽古終了後に必ず行われた座禅。
約20分の間だが、子どもながらに非常に長い時間であった。
神前には二つのロウソクに火がともされ、照明もoff
この時間を如何に過ごすか
頭を空っぽにする
空(くう)の世界?
いやいや とても無理
邪念ばかり・・色々なことが回想
そして空想
妄想・・ムフ思春期ですからね・・笑
そんな過ごし方でしたね。
当時は頭で遊ぶ時間と思っていましたが
でも今思えば、自身と向き合うのには最高の練習だったのではないだろうかと思う
半眼の効能?
外をみつつ内側も観ている
外ばかり見ようと眼を開くと凝視になり、逆に回りを見ることができなくなる。
内ばかり観ようと眼を閉じると己に惑溺(わくでき)してしまいやすい。
それを解消するのが「半眼」
見ることに捉われず執着しない
内と外とのバランスが良くなり五感が鋭くなる。
ん~そうか
であるならば、これを使わない手は無い
実行すべし!
でも、こんなところでも「半眼」を実践している人に遭遇
今朝の話
今日から一週間、学校での挨拶運動が行われてます。
当然PTA会長として小生も今朝7:30から中学校正門前で立硝
正門前には夏休みを終えた生徒たちが蟻のように門へ吸い込まれていく
700名を超える学校ですので、そんな状態が30分は途絶えない
できるだけ多くの生徒たちに声を掛ける先生やPTA役員
大きな声で返してくれるフレッシュな生徒
そしてこの夏デビューか?と制服や頭髪の乱れがちょっと見られる生徒
そして終盤あたり
この辺りからだろうか・・・
眼を合わせずその場を通り過ぎようとする生徒たちが多くなってきた
そしてそんな子たちに共通するのが半眼
眼は落ち、身体からは気だるそうな雰囲気が出ている
おそらくこの子たちは外界からの接触をさけているのだろう
そんな気持ちの現れが半眼となったのだろうね
なんとも眼とは便利なアイテムなのでしょうか
この半眼
かなりの応用が効きそう
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