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2011年4月17日 (日)

2011年4月17日 (日)

シャウト効果

昨日は、国際武道大学空手道部監督の井下先生が来館

別用で埼玉入りされたのですが、せっかくですのでお越しいただくことに

彼女・・そう、女性監督なんです。

しかも男女両部とも仕切っていらっしゃる

武道大のOGで、その後は日本体育大学大学院を卒業

現在研究職にありながら、平成24年度に施行される中学校での武道必修化に向けて、空手道部門の教科書や指導手手引きなどの作成にも携わっている。

若いのに出来る・・・

で昨夜は、そんな空手研究職のホープである井下先生をお迎えしての一般稽古でした。

でも本人曰く、「私は座学でなく、実践派です」と

ということで、一緒に汗を流しました。

で小生の様に、経験からの指導だけではなく。

学者として視点からアドバイスをいくつかいただいた。

で今日紹介するのは、「シャウト効果」

なに・・・シャウトって・・弾ける?かな

そうですね、だいたいそのニュアンスでいいのかな

簡単に説明すると・・

っていうか、難しくも説明できないもので・・

はやく説明せんかい\(*`∧´)/と言われそ

「身体をコントロールするのは当然脳ですね。より速く、より強くと脳から筋肉へ命令するのですが、どうもピリッツとしない。頑張ってやっているのに、スピードが上がらない。破壊力が大きくならない。実はそれ、脳にリミッターがついており、知らず知らずにパワーが上がるのを抑制(筋骨の損傷を抑えるため)しているですね。そんな状態を打開するする術が、声なんです。」

答えを言うと

「大きな声を出す(息を吐く)ことで、リミッターが緩み、普段よりも大きな力を出せる」と言うことです。

な~んだ、そんなこと経験から知ってるよ~と思っていても

じゃあどの程度?

いや・・そりゃ・・・普段より強く力がでるんだよ・・では理論派には納得できません。

それじゃ数字で

学者さんの計測ですは

「シャウト効果の筋出力アップは5~7%」だそうです。

ほ~っ

やっぱ科学的に効果があると立証されているならば、やらない訳いきませんね。

皆さん!

パフォーマンスが向上すると裏付けされている「気合い」

やっぱやるっしょ!

しかも、井下先生によりますと「エイ」よりも「タアー」とか「トオー」の方がよりパワーが出るとおっしゃっていました。

その訳は、「エイ」の「ィ」は喉を締めてしまい、呼吸の流れを悪くしてしまうからだそうで、「ア」「オ」の方が声帯が開きやすいからではないかと解説していらっしゃいました。

事実、小生は数年前から二つのポリープが喉へ二つほど育っていまして。ひどい時には声が出ず呼吸もしづらく、頭がクラクラすることも多かった。

それで、打った手立てが気合いの変更でした。

当時は「エアイ!」に濁点が入ったような気合いだったのものを、ここぞというところは「タアー」に変更したところ、格段に喉の負担が減ったんですね。

これも経験からの対策だったのですが、今回の説明を聞いて確信に変わりました。

あと検証すたいことがもう一つ

動きの機敏な子や、拳足の速い子は、一様に気合いの声が高い傾向にある。

反対に低音やこもった様な気合いの子は、やや瞬発力に欠ける傾向があるように思えます。

井下先生には、是非この検証をしていただき、武道学会(小生も昔所属しており、研究発表したことがあります。)で、発表していただきたいと思います。

その他、いくつか紹介したいこともありますが、文章が長くなってしまいますので、これにておしまい。

ふ~っ 疲れた。

今日はoffです。

昼間は、家庭サービスに

夜は、何時もたまってる雑務を頑張ります。

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