「極め」ってなに?
コメント欄にも同じカ回答を書かせていただきました。
Q1:「5」の威力をもった突き1発と、「5」の威力の2発
あえて2発打つより1発でやめといたほうが審判の旗よく揚がりますよね。
それも組手のテクニックなんでしょうか?
A:おっしゃる通りです。
レフリーは人間です。3Dで展開される素早いJKF空手の組手試合にあって、交差する技のどれに極めがあるのかチョイスしているときに、同じ威力の技が複数突き交わされればどれを取ろうか迷い、早い試合展開の中で、それは流されてしまう。
誤解を恐れずに書けば、審判は分かりやすい技を求めているのであり、そして試合に緩急があればなおさら見やすく分かりやすいジャッジができるのです。
であるから、名無しさんのお話のように、的とタイミングを絞った作戦は、当然試合では○なんですよね。
しかし勘違いしてならないのは、単発攻撃の方がポイントとして取りやすい!からと思って、手数が少なくなってしまうとダメ!消極的印象を与えかねない。
結局は試合全体の中で、緩急や強弱を作るということですね。作戦的に連打を出しといて、いったん攻撃の手を緩めたと見せて、相手が反撃の狼煙を上げた瞬間に、一発のカウンターを打ち返す!
こんな感じですと、審判の目は確実にあなたのカウンターに釘付けです。
これは競技としてのテクニックともいえますし、実戦でも使えますね。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
Q2:「極め」って?
A:空手においての「極め」で考えてみます・・当然か
打って勝つ・・・のが下の勝ち
勝って打つ・・・のが中の勝ち
打たずに勝つ・・・のが上の勝ち
「極め」にも同じ定義が当てはまるように感じます。
また他武道ですが、合気道の達人のあるお方はこう言ってました。
究極の合気とは、「自分を殺しに来た相手と友達になることだよ・・・」と う~ん!と唸ったもんです。
で、空手修練の一部である競技組手に於いての「極め」については、先ほどの回答で書かせていただいたように、試合の流れや技の緩急とタイミングなどのように、第三者であるレフリーに感じて取ってもらうものでなくてはなりません・・でないと勝ちを取れませんからね
名無しさんも、空手を修行されているのかなと思いますが、稽古を続けて行くと様々な疑問が浮かんできますよね。実は今の私もそうです。それで一つ一つ解決して来たのかと言われればNOです!笑
人は何を目的に生きてきたのか!?みたいな人生論まで持ちだす気はございませんが、何だか同じような気もするんですよね。
ですから、先ほどの合気道の達人先生がおっしゃったお言葉は、明確な答えのように思えるんです。
なんだか 深ぁ~い~っ♪ といった音が聞きたいですね。
名無しさんの質問の答えは、これではなかったかもしれませんが、現時点での小生流の回答はこんな感じでしょうか。
m(_ _)m
さて、年内の空手行事は終了です。後は事務所内の大掃除
ん~これが一番難儀です。
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