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2010年6月16日 (水)

上段受けは受け?

ピンアン二段(平安初段)では、上段受けで3歩前進する場面がある。

Do you think ?

状況確認

受けという概念ではこの前進して上段を受けるという行為は自殺行為である。

なぜならば、相手が下がりながら顔面を突いてくる道理はない。

突いてくるのであればやはり前進・・いや突進してくるはず。

それをこちらも前進しながら受けようとした場合

相手の前進スピード+自分の前進スピード=超速いスピード(何だか学力が問われそうな答えやね)

言わんとすることは分かりますよね

そう、その場で受け止めるだけならまだ可能かな

でも、自分まで突っ込んで行けば、二倍のスピードと二倍の衝撃力がぶつかるわけですから、大きなリスクを背負っちゃうことになりますよね。

で、ここで表題の「上段受けは受け?」という疑問が浮かびあがってくるんです。

答えを先に書きましょうか 

エヘンdash

上段受けは、受けであらず。

「肘周辺にて相手の突き攻撃の軌道を逸らす技術を要した交差法攻撃なり」

・・そんなの承知・・とは言わないようにヽ( )`ε´( )ノ

上級者になれば常識の範囲ですが、このブログ読者には様々な方がいらっしゃいます。

言葉では分かりずらいかもしれませんが

ボクシングで言うところのクロスカウンターを内側から入れるテクニックとでも表現しましょうか

でも、正確に言うと中身は別物ですよ

形は似てますけど・・

上段受けの形は、腕をアーチ型にしてますよね。

その拳先を相手の顎やこめかみに(temple)真っ直ぐ打ち込むんです。

そう、でも腕の形はアーチのままですよ

これは実験をするとわかるんですが、腕を普通の直突きの形をとると、ちょっと払われただけでもコースがいとも簡単に変わってしまいます。

が、アーチ型だとあ~ら不思議 とたんに質が変化します。

そう 強くなるんですね

ですから、特に相手の直突きに対して、このアーチ型パンチを交差させれば、相手の突きはアーチパンチの肘周辺部分に接触し軌道から外れ、己のアーチパンチは相手の上段部にヒットするという手はずです。

当然、衝撃は二倍と申し上げましたよね。

一撃で相手の脳(brain)は揺れ、膝が抜けて立っていられなくなるでしょうね。

さあ、これで自信を持って上段受け三連発をグイグイ稽古してください。

元々、名前なんか付いていなかった空手の技

沖縄から本土へ空手が伝来してきた時に、指導上の問題から名前を付けたらしいんです。

愚考と知った上で言わせていただけるならば

攻撃なのか、受けなのか検証が不十分な状態で名前が独り歩きしてしまったのではと思います。

はたまた、相手を欺くためにわざと攻撃技なのに、受けだよ~んなんて付けといて

本当のところは「口伝」で伝えよ~ゼ、なんて思っていたかは定かではありません。

どっちにしても、中国三千年の○○、なんかと違って

空手はたかだか数百年の歴史

まだまだこれから進化していく格闘術でもあるんでしょね

ヒントは、「形の中に」が正解でしょうね

形の技術を抽出して、それを検証し実戦で使えるように構築していく

40を超えた小生たちにとって、衰えかけたイマジネーション能力を鍛えるには持ってこいの題材です。

秋葉系の皆さんが特定のモノに興ずるよに、小生たちは空手に興ずるのです。

決して「狂する」ではないですよ。

俺って最強or最狂イェーイsign01ポチットイェーイsign03

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何だか暑くて・・スイカが食べたくなりました。

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「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

いつも楽しく読ませていただいております
先生の日常の出来事や
考えられた事
いろいろな活動について等、毎日拝見させていただいていますが

やはり、今日のような
空手の技術論が、
一番興味深く、お〜と
携帯持つ手に力が入りました
ありがとうございました

またよろしく
お願いいたします

幸手の空手おじさん様

コメント有難うございます。最近はコメントが無いな~と心配してましたが、安心いたしました。

やはり、空手のブログですから技術論を書きたいんですが、ついつい日常の事が気になってそちらがメインになってしまいます。

まっ、それに公表出来るほどの技術もありませんが(。>0<。)

でも、そんなブログをお許しいただけるのならば、これからもコメントをお願いいたします。

私としては、もっと見ていただいている方と、こうやって対話したいんですけどね・・・荒川

punchやはり、ピンアン二段の上段受けは攻撃の意味がこめられているのですね。
荒川先生のように、すばらしい説明はできませんでしたが、
特に3つ目の上段受けは、敵の懐に入り込むつもりで体ごとぶつかっていきながら、顎をグワーン!!と突き上げ相手をふっとばすつもりで上段受けを出せって言っていました。
間違っていなかったというわけですね。

私もこういう話、とっても興味があります。
これからも、もっともっと勉強させていただきたいと思います。

kako mama さん

久しぶりです。
kako mama さんも、いつも精力的に活動されてますね。
ブログも拝読しておりますぞ!

技術論は巷にあふれかえるほどありますよね。それに、あ~なるほどと思ってはいても、なかなか実技として取り組む前に、右から左へと出ていっちゃっているのが現状ではないでしょうか。

やっぱり、自分で体感しないと語れないですよね。
修行じゃ・・・荒川

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