中学校で空手授業
昨日は地元の中学校長の依頼で、単発ですが中学3年生を対象にした空手道の授業を行いました。
いや~とても良かった!・・これが感想ですね。
ご存じのように、平成24年(2011年)から文部科学省のお達しで、中学校にあおける教育課程に「武道」の授業が必修になります。
それに先立ち、早くも学校ではそれに向け試行錯誤しているところで、柔道?いや畳が必要だぞ・・剣道?防具が高額や・・空手は?危険か・・なんて学校長が頭を悩ましているようです。
おそらく、学内に剣道や柔道といった昔から学校教育に根づいている部活があるところは、導入しやすいのでしょうけれどね。
また、指導者の確保といった問題も出て来ます。
まっとにかく、武道に無縁だった校長先生が柔道・剣道を飛び越えて、いきなり我が校は空手で行こう!・・なんてありえないので、今回のような機会をいただけたことは、武道必修化において、地元で空手の存在をアピールするには大きなチャンスでございました。
今回は、地域の方を招いていろんなものにチャレンジしてみよう!みたいな主旨のもとにやらせていただいたものなので、これがどのように今後に影響するのか楽しみではあります。
ちなみに昨日の指導は、他のスポーツにも応用できるように、脱力の効果を指導いたしました。
1.息を止めたり、吸ったりしたときには屈筋が優位に働くこと。
2.息を吐いたときは、伸筋が働きやすいこと。
3.それらを効率的行う技法として「気合い(吐く)」が重要であること。
などなど、突きや蹴り技を指導する際にそれらの説明をちりばめながら行いました。
また、単純で実はあまり気づいていない体内の重心移動についてもレクチャーしたんです。
そう、例の方法で・・・
二人組になり、一人は後ろから抱き抱える。
先ずは、抱えられる人は息をいっぱいに吸って息を止めて行う。ん~普通に重い
次に、合図とともに抱えられた人は息を吐く・・・すると、とたんに・・うお~重い~
と驚きの声が飛び交う。
ん・・・これで掴みはOK!ですね。
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