和道会全国大会を終えて
和道会員の皆さん
お疲れ様でした。
北は北海道から南は九州まで、2500名の熱い戦いが繰り広げられました。
本会はこの大会のために昨年までとは違い、8月の朝の時間を道場開放とし、選手自身が自主的に稽古に取り組める環境作りを行った。
結果的に、今大会での成績は入賞者(各クラス100名近いためベスト16以上が入賞)は多かったものの、ベスト3に名を名残した選手(5名)が少ない結果となりました。
しかし、全空連の大会もそうであるように、小中学生のレベルアップが年々上がっていく様は、本大会でも顕著に現れているようだった。
特に、遠方から参加している団体の勝利に対する強い気持ちは、関東圏に住んでいる小生らにとって大いに見習うべきもので、この対策は技術よりも、日々の勝利に対する意識付けをどうすべきかを考えなければならないでしょう。
さて、話はそれるがいくつか気になることもあった。
それは、成人の試合のマナー(武道では出来て当たり前)です。特に団体戦のように、看板の威信を掛けた戦いであるので、熱くなるのは仕方ないにしても、出入りの挨拶のだらしなさや倒れた相手を跨ぐなどの行為、または表情や態度での威圧的な態度など・・・
我々武道家の目指すところはいかなることがあっても常に「平常心であれ」ではないのでしょうか。
それを怠ったときに、武道ではなく単なる格闘技になってしまいます。
武道は生活に生かされなければ意味がありません。
白衣を身にまとい、帯を締めたときだけ・・ではだめなんです。
道衣を脱いだときが本領発揮の時なのに・・
とにかく、多くの子どもたちが注目する成人空手
小生を含め大人である我々は常に見られていることを意識せねばなりませんね。
そんな、甘っちょろいこといっとるから勝てんのや~って言われるかもしれませんがね
でもそれは違うとキッパリ言います。
理想はそうでも現実は・・では絶対ダメ
そこは崩してはならないところですよね。
団体組手の準決勝の戦いで、小生(先鋒でした)の相手は個人組手準優勝の猛者(元近大空手部)でありました。
結果的にチームも小生自身も負けました。(。>0<。)
先鋒戦の中で、出会いの小生の突きが相手の顎にヒットし相手はマットに倒れこんでしまった。
2・3秒後、小生は相手(相手を気遣ったつもり)の腕をつかみ相手を立たせた。
その後、彼の猛攻撃を受ける羽目になってしまうのだが、後で武道館での通路ですれ違ったときにはニッコッとして頭を下げて挨拶してくれたときには、ん~とてもいい気持ちでした。
こんな些細な出来事がこれからのモチベーションに繋がっていくんですよね。
当然負けたのは悔しい、でも負けたからどうすべきかが大切と常々言ってる。
動けるうちはそんな姿を弟子たちに見せてあげたいものです。
最後に、本会の係員を快く引き受けていただいた保護者の皆様
有難うございました。
うちの係員能力?のハイレベルさが知れ渡ったのでしょうか。笑
決勝コートの係を本会が担当となったようです。
お疲れ様でした。
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