呼吸力
エナジーを一気に創出し発する・・・
瞬発力ですね
昨晩は中学生たちとの稽古の中で、このことに関して話してみました。
24~25名ほどの出席者の中で色帯のメンバーが7~8名
小生はその色帯組を担当
その他の黒帯組もそうなんですが、とにかく動きがゆるい
相手を反応させないために意図的にゆるめて行うそれとは違い、単純に遅い・・のである。
まっ、無限に体力の湧き出る年ごろですので、肉体的な問題ではなく、心のあり方の問題だと分かっているのだが・・
でも、それを差し引いてもユルイんですよね。
鍵は気合い(呼吸法)でしょうね。
気合いの質と身体の動きは比例してますよね。
簡単に言えば、鋭い気合いの持ち主は、技も鋭い。締まりない気合いの動きは緩い。
そこで身体を一気に引きしめる稽古をしました。
大きく息を吸い込みいっしょに肩も胸も大きく引き上げる。(大げさに)
そして、それを瞬間に「ハッ!」という掛声と共に吐き出し、同時に両肩腕を引き下げ拳を強く握り締める。
すると勝手に腹筋群も引き締められますよね。
その内、「ハッ!」という呼気音が鋭くなったら、「エイ!とかター」とかに置き換え気合いとしていく。
この稽古の中には、肩を上げ下げしたり、瞬間に拳を握り締めたりと、実際の「形」や「組手」には好ましくない動きが含まれますが、ここはとにかく鋭い「呼吸・気合い」を発力させるのに終始いただきたい。
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