中坊VS小生 ~間合いの探り合い編~
支部から戻ると、本部で稽古を終えた中学生数名が道場内で屯していた。
おい!もう遅いから早く帰れ!と促すと、最近身体もでかくなり始めた彼らはうつむき加減に“ハ~イ!”と小生の前を通過した。(21時頃)
よく見るとその大半は、稽古には顔を出すが月曜限定の子どもたちばかり・・
そう、普段は小生には指導されないメンバーなんです・・・
ですから小生と面と向かって話すにも、心の間合いが若干遠いのがわかるんです。
ほとんどが幼稚園か小学校低学年から入会している子たちなのである程度の性格は認識している。でも、中学生という思春期に突入して間もない彼らには、普段あまり交流を図れていない小生とコンタクトするには、恥ずかしさと?小生の指導時間に参加していない後ろめたさ(多分こっちだろう)などもあり、こんな間合いとなってしまうのでしょうか。
でもその後、一人の中学生無断欠席会員のことをネタにトークを展開してみた。
次第に子どもたちの顔から緊張が解け(何を言われるのか気が気でない様子でしたから)アゴも上がり、打てば響いてくる感触が帰ってきた。
結局本人たちの稽古や空手の事には言及せず(一応、部活も勉強?も頑張ってるようだし)笑って終わるような形でトークは締めた。(ネタになったマコトくん!早く稽古へ来なさい!)
皆それぞれ通学チャリで来ているこの中坊集団
和んだ様子でそのまま道場の駐車場内にある自動販売機前でまたもや屯している・・
この寒空の中・・・自販機の明かりだけで楽しそうに会話しているのが道場からも見える。
今日は早く店じまいしたいと思い、明かりを落とし玄関の観音扉をカチャっと開けた瞬間でした。
ゴキブリが逃げて行くかのようにそれぞれのチャリンコがその場を去って行くのでした。笑
やっぱ頑張ったとこで彼らの次元に入ることはできないが、指導者としてはいつでもそれを覗けるようにポジショニングだけは確保しておかないといけないな~と痛感したした次第です。
おい皆!昨晩の約束を遂行してくれよ!(おもいっきり内輪話です)
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