呼吸力
呼吸力って感じますよね。
その最たるものが空手では気合いです。
普段多くの子どもたちや修養生を指導して思うのが、発力(パフォーマンス)の大きな人は声にも張りがあり、意気揚揚としている。(これは大人が意気揚揚としている様。表情豊ですね・・しかもマスクの中ではニヤリとしている・・昨年の白水練成大会にて「空手マン」、この写真あまり関係ないか・・)
反面声が小さく姿勢も猫背っぽくなっていると、パフォーマンスもそれに比例している感がある。
そりゃ例外もいますよ・・・でもそれは呼吸力を省いてもなおパフォーマンスが人並み以上にあるというだけで決してその人の最大限のパワーを出し切っているわけではないと思う・・
ですから子どもたちには常に大きな声を出すようにしている・・・でもこれが中々難儀なものなんですよね~
子どもたちの生活の中心は家庭、次に学校、次に塾?、そして空手・・という割合じゃないでしょうか。
そんな大多数の時間を空手以外で生活しているのだから、たかだか週1~2回でしかも1コマ75分の我が道場で“声を出して~!もっと大きな気合い!”と声を嗄らして言ったところで生活全般でそれを徹底しなければ効果も薄いということです。
覚えの良い子や状況判断に優れる子というのは、運動能力にも現れていると感じます。決して器用でなくとも、そういった子は長い年月をかけてもしっかりと着々とマスターして行くんです。
ですから呼吸力は気合い、肺活量、筋力、感性・・・etc 様々なものとリンクしそれらを向上させるキー(鍵)なのではないかと思っちゃたりするんですが・・如何でしょう?
いつも以上に運動した後って息が上がり肩を大きく揺らしヒーヒーするけれど、何だか気持ちがスッキリして晴れやかな感じになりますよね!これに心の指導が加われば武道やスポーツは素晴らしい教育の一つとなりますね。
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