31年ぶりか・・
世界170ヶ国のうち約100国が集ったWKF世界大会(決勝のライトアップ・・綺麗ですね)
31年ぶりの日本開催となった今大会、会場には多くの観客を集め(プレミアム席は高額のため空席目立つ)盛大に行われた。
結果はヨーロッパ優勢の中、空手発祥の地である日本が迎え撃つという形となった。
「かかてこいKARATE]
・・・おいおい「ウェルカム日本」ではないの?何て、夜の酒屋である先輩とも話したんですが、4日間の長丁場を終えての感想は、日本の組手に対する考え方は間違っていないが、相手の戦力をより綿密に情報収集し、その対策を取るべし・・ということになるのではないかと思う。
今回、小生の係りは練習場管理でした。
狭い中で所狭しと動き回る肉食怪獣たち。身体能力のみで“強引グMY WAY”で襲いかかる組手と思いきや
トン トン トトトン トン トトトン ト タァーン グーゥッ ダー
???意味不明 いや分かりますよね?
一定のリズムを踏んだかと思いきや、トトトンとフットワークが変化する。そしてまた、トンと戻るのだがまたトトトンと変わった。それして「ト」でタァーンと発射、その動きに反応した相手はカウンターを繰り出してくる。でも、そのカウンターをもお見通しか「グーゥッ」で引き込みかわし、また再び強靭な背筋と脚力で弓から放たれた矢の様に鋭いカウンター返しが打ち込まれる。
そんなコンビネーションを、セコンドにつくのだろうコーチが多くのパターンを指示しながら多くの反復練習を永遠と行っている。
元々骨太で体格に恵まれた外国勢(全部とは言いません)、身体能力や感に任せて組手を行ってると思っていたが、先日のチャンピオンセミナーでも考えさせられたように、間合い(距離や心理的空間も含む)は当然のことそれらを含むタクテス(戦略戦術)を研究しそれらを徹底的に反復練習(ほぼ実践に近い動きの中で)することで、身体に刷り込ませ、「考えてから動くではなく、感じて動いた」まで、やっていることに日本は危機感をもってその上を行くタクテスを考えなければならないでしょう。
そんな、各国の秘密を四日間をもの長い時間に触れられたことにまず感謝でございます。
そして、この大会に携わった多くのボランティアでラッキーにも限定のスタッフジャンバーを手にした小生。
思い出の品となりましたね。
苦戦したJAPANチームでしたけど、日本の子どもたちに大きな夢を与えたのは間違いないでしょう。
それに個人的にも応援していた松久選手も、優勝はならなかったものの不屈の精神で世界三位に入賞。途中顔面を強打され4針縫ってまでも戦い続けた姿は多くの子どもたちに感動を与えたのではないでしょうか。
昨日は、そんな大人気の松久選手と和道会の形チャンプの古橋氏と3人で長々と立ち話をしました。何時も謙虚で、偉ぶった態度は一つも見せないモンスター松久選手(このフレーズ嫌い?)、これからの活躍に期待したいですね。
“てっぺん”目指して頑張ってください。
世界大会がらみのネタが沢山あるのですが・・・小出しにね
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