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2008年10月22日 (水)

2008年10月22日 (水)

リズムが違う・・だよね

 先週末、同じ師匠を持つ偶成会ゴルバニ道場の皆さんとの交換稽古で感じました。

 リズムが違う・・・

 それは日本人が外国人選手と闘っているその様によく似ている。

 しかも劣性のとき

 なぜか・・実はその理由は小生もそれは分かっている

 日本人でも創意工夫して違う方法でそのステップやタイミングに合わせ、勝利する一流プレーヤがいる・・・そう、一部です

 片や良く外国人に見られる、足音の少ない軽やかなステップ

 そう、ゴルバニ道場の皆さんもそのステップを行っている。

 ただ、難点としてそのステップから繰り出される突き技は日本の審判からは「軽い」と見られがち。

 そうなんです。ここが難しいところです。従来の、“ダン ダン”と踏み込む日本式のワン・ツーは、本人が思っているほど(床を強く踏み込んだ感覚が力感となり強く速くできたと勘違いしてしまっている)早くはないが、利点として審判からは“極めが強い?”技に見えてしまう。

 結局この審判のジャッジの相違から、国内で強いが海外では勝てぬという状況に陥ってしまっている。

 ただ今回のゴルバニ道場との交換稽古を通して、明らかに身体能力はこちらが上と思っていても、身に浸み込んだ“ダン ダン”が“タン タン”に敵わないのである。

 その“タン タン”は、床を滑るように踏むんです。

 ではどうすべきか・・

 世界基準の白水としては当然“タン タン”を取り入れなければならぬでしょうね。

 でも既に白水内でもそれを操っている選手はいるんです。でもそれらの選手は各種大会や出稽古などで敏感な感性やそれなりの努力をした者に限定されています。

 やはりこの稽古を積めばこれが出来る。というメソドを構築せねばならないでしょうね。

 結局このステップに関しては、従来の稽古をしていてそのレベルが徐々に上がったときに“タン タン”が完成するといったアナログ的(熟練度によって上達する)ではなく。出来るか出来ないかのようにはっきりとしたデジタル的な別の方法があるようです。

 昨今の空手誌にもそれらにヒントになる稽古法は多数公表されています。それらをいかに白水スタイルとして取り入れられるかが指導者として真価が問われますね。

 おもろ~!

 

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