吹っ切れた!
何が?
来週末に高知県で行われる全日本マスターズでの組手のあり方(作戦や戦術)を攻めのカウンター狙いで行こうと思い、そんな気持ちで昨晩は師範の主宰する偶成会へ稽古に行きました。
通常稽古が21:30に終了し、その後自主稽古に・・・偶成会きっての特攻隊長で長い付き合いの戸谷さんに(小生より年下で、過去に和道会全国大会で団体組手優勝を成し遂げたときのチームメイト:はっきり行って肉食動物です。)相手をお願いした。
勝負師の彼ですから、こちらが間を詰めても、引かず離れずの間合いを保ってくる。明らかに小生の飛び道具(前拳刻み突きです・・でも今は、やっとこ刻みになってますが)を警戒しての間のせめぎ合いです。
すると・・・ハイハイダメダメ。。。┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ~
高木師範がその均衡をいともあっさり一刀両断です。
おまえは、何を狙っているの・・打たせて取ろう(カウンター)なんて考えているから戸谷がそれを見透かしちゃうんでしょ! しかも昔みたいに動けないくせに・・グサッ・・
本当に攻めようという気持ちがなければ、相手はそのプレッシャーに対して動じず、逆に引き込まれてしまうぞ!
あ~何てことだ
足元すくわれた思いでした。
小生の考えでは、現役バリバリの学生ではないのだからほとんどの場合、「待ち拳」でカウンターを狙ってくるだろうと思い、己の錆びれた飛び道具では(一応認識している)見事な中段カウンターにやられてしまうのではと危惧し、では間を詰めて逆におびき出しカウンターだぁ~なんてことを考えていたのが、師範と戸谷さんには見え見えだったようです。
そう、間を詰めて出させてカウンターなんて考えていたら、心の中で“来るかな、来るかな、もうすぐかな”何てやっぱり考えてしまう。
師範曰く、考えたらダメ!
常に本気で行く気構えで行きなさい。
もし、相手が来ちゃったら全部受けりゃいいじゃん!あんたプロ指導者でしょ!うお~またグサッ・・・
よし、マジ吹っ切れた!
その後、師範と園田大先輩と東京大塚駅近くのおでん屋に入り、空手談義(談議ではありません)で頭の稽古でした。
当然、午前様でしたけど、うちの大奥は小生の帰宅が遅いとなぜか電話の向こうでは声が弾んでるんですよね??
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