~夏の思い出~夏季合宿
指導員・補助員そして道場生の皆様、大変お疲れ様でした。
毎年、この時期にこの房総半島にある勝浦市にて本会主宰の夏季合宿を行う。
ここ数年2泊3日で行われていたこの合宿も、8月に行われるビッグイベントのカナダ海外遠征へ体力温存?のため一泊二日に短縮され行われました。
短縮されたとは言え、そこは白水修養会 中身が減ったのではなく、ギュ~ッと凝縮して中身の濃い内容と盛りだくさんとなりました。
早朝6時30分に埼玉を出発、一路昼食場所である千葉県鴨川市にある道の駅鴨川オーシャンパークへ
天気は最高!スカイブルーの空に、太平洋からやってくる少し涼しげな海風が我々100名を迎え入れた。
バスでは、「クレヨンしんちゃん」を鑑賞していた子どもたちは、その海を見た瞬間、歓喜の声があがった!“すげ~海だ!”・・・何が凄いかわからんが・・埼玉は海のない県なもので日常で海を見ることなど皆無、それでその様なのだろうと思われます。はい
定刻通り、13時30分に日本武道館研修センターへ到着
12班に分かれそれぞれ部屋へ移動、すぐさま道衣に着替え稽古1部が開始された。
3時間の稽古内容は、基本(その場、移動、組手技移動)1時間、形(レベル別)1時間、組手(レベル別)
講師に元組手重量級ナショナル選手の藤本寿樹先生(小生の大学の後輩です)を迎え、道場指導員の上原、山崎、吉原それに指導補助とし国際武道大学空手道部の学生2名、ローレンスなどなど、指導陣は充実している。
普段、1コマ75分の稽古時間になれている道場生には3時間をどのように感じただろう。
一つでも良いから体と心に残る稽古にしてほしい・・そう願って小生らは腹の底から声を出す。
涼しいとはいえ、やはり夏、インドアで行われる空手道(当たり前だが)でも、水分補給には気を配る。こまめに小休止を入れ、体調管理にも気を配る。(熱射病対策だ)
ただ、過保護にならぬよう、疲れや痛みに対しては休ませることなく叱咤激励する。
大きめの鉄板は熱々に熱せられ油がピチピチとはじかれる。
ここで班長連中の見せ場である。小6~中学生で選出された班長12名 が、通常大人が担当する焼きを一手に背負う。
毎年参加しているHショウタくんなんかは、大人顔負けの手さばきで最後の締めの焼きソバまでこなす。
焦げた肉や野菜を拾う子どもたち、“うわ~苦い!”と言いつつも笑みがこぼれる。最高に満喫している感じだ!
でも中にはなかなか肉にありつけず、“先生・・ボク・・ま だお肉一枚しか食べてない・・”と弱肉強食の様相も伺える・・・これが世間様よ・・とは言わなかったが・・。
お楽しみの花火大会、ちょっと豪華に大きめの花火セットが一人ずつ配られる。
これも性格が現れる。一気にやり終えてしまう者、ちまちま行う者、大半を残し持ち帰りにする者、お土産にする!と言ってる者、夏の夜が徐々に深くなり、10時に消灯となった。
指導スタッフ陣のミーティングを終え、最後の見回りに出る。時間は深夜0時、明かりが落ちたのを確認した・・・かに思えたがそうではなかった。山﨑、吉原先生の報告では、深夜遅くモソモソと動きまわる輩や、枕投げに興じる部屋、某班長にいたっては部屋を移り 世を明かした者までいたようだ。
まっ、その辺は自己責任ですね。(班長に関しては後日確認せねば)寝不足のため帰りのバスでは爆睡している 子たちが数名・・・その該当者たちだ。せっかく帰りに立ち寄った「海ほたる」はシートに横たわったまま終わったようだ。
鴨川シーワールドも毎年のことだが良かった。団体行動とリーダー職の勉強には持ってこい。
班長には、100円腕時計を贈呈し、時間の確認をさせる。定刻通りに帰還することが使命。
半分わけのわからない1年生を含む7名の班をまとめ上げるのは至難の業、案の定、迷子の1名がしくしく泣きながら最後の砦(迷子になった場合は入口ゲートにて荒川が待機しているからと告知)の小生のところまで舞い戻ってきた。
12班のうち、時間をオーバーしてしまったのは5班・・・子どもたちの言い訳はお土産の支払いに長蛇の列で時間オーバーとなってしまった・・旨。
確かに3連休の中日で施設内は混雑、でもそれを見越して時間配分を行うのが班長の役目。2時間半というボリュームのある時間内であるのだからもっとうまく時間を使えたはず。
様々なことを学んだようです。
大きな怪我や事故もなく無事終了となりました。
追伸 小生は一皮むけた・・ではなく筋肉むけたの筋断裂・・という情けない有様
初日の移動基本の中で空中三段蹴り(その通り、ジャンプして空中で3回蹴りをします)をやらせようと(昔、小生はよくやっていたので感覚として出来ると思い・・)お手本を示した際に、ふたつ目の右足前蹴りが終了し引きつけた瞬間・・ブチッといやな音と感触が体を走った。幸いそのお手本は成功したものの大腿二頭筋のいずれかが裂けたのはこれまでの経験からすぐにわかった。
東京の江東区で治療院を経営する藤本講師が小生の異変に気づき直ぐに舞台裏へ・・診察の結果、ビンゴ!でした。
全治2~3ヵ月だそうです。
ゆっくり歩くには問題ありませんが・・・
いろ~んな思い出が出来きましたね。
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お疲れ様でした!
今回は1泊2日で短い合宿でしたが
すごく充実した練習ができました。
ありがとうございました!!
p.s 足…お大事に(^^)
投稿: 長堀友紀 | 2008年7月23日 (水) 20時30分
すごい合宿ですね。
さすがの企画力・運営力感服いたします。
ブチッって、足の方はいかがですか?
早く治して9月には華麗な組手を見せてください。
私も道場の仲間2名と行きます!!
投稿: kako mama | 2008年7月24日 (木) 10時03分
いやいや kako mama様
スタッフ~ウのおかげです。
小生が一番楽してます。
確かに企画はしますが、遂行するのは指導員や上級生たちのおかげですね。
来年はもっとみんなを困らせようと思ってます。
投稿: 館長 | 2008年7月24日 (木) 14時35分