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2008年6月 5日 (木)

2008年6月 5日 (木)

セイシャン

 和道ではセイシャン、松濤館では半月(はんげつ)と言います。

 この形、全空連の第一指定型になってるんですが、これを試合で演武する人は少ない。

 理由は簡単・・・地味だから

 でもこの形、やり込んで行くと、と~っても味わい深い形なんです。

 和道は元をたどれば首里手に属する流派、そんな中で一つだけ那覇手の流れを持つのがこのセイシャン(書物には那覇手の形であるセイサンに似ている部分があり、なんて考察もある)

001_2  それは空手の歴史に詳しくない小生でも、セイシャンの第一挙動が中段受けで入るその姿を見て、おっ?剛柔流の形?と思う人は少なくないはずです。

 漢字で表記すると「十三」と書くのでは(空手の歴史というのはまだはっきりと整理されておらず様々な見解がある)とも言われる。当然この意味合いとして、13の技で構成されているということである。

 前半は、表面は緩やか、内面は呼吸と筋肉で多くの身体操作が必要とされる。そして後半になると、前半とうって変わって依りスピーディーに動作を行う。

 小生が初めて和道会の日本代表として日の丸を胸に掲げ、最初に打った形がこの形でした。多くをこのセイシャンの稽古に時間を費やしたのを覚えてます。

 それを見たある他流派の方から、“セイシャンって良い形ですね!”と言われたこともありました。(余計頑張っちゃいました)

 地味で試合には使えぬ形・・何て思ってる方が多いように思いますが、ここ最近小生の道場では兄弟二人でこの形を試合に使おうと必死に取り組んでる黒帯兄弟がいます。

 一人は既に、昨年県内で他流派の上級形(そんな呼び方はないか)にその形で打ち勝ち見事全少出場を決めた選手もいます。

 和道を興した大塚先生がセイシャン・チントウを重視したとも伝わっています。

 ひと際地味なこの形をどこまで掘り下げていくか・・我が道場のテーマでもあります。

Ts3e0220  今朝は朝マックでした。久しぶりのホットケーキです。小生の隣には老夫婦がいらっしゃいます。品の良さそうなご夫婦で、会話が聞こえてきちゃいました。

 奥様:“あれほど健脚だったのに・・最近、メタボ(全然スマートなんですけど)で歩くのが辛くなっちゃたわ、夜のおビールを控えようかしら”

 その、奥様の目線の先には、地元女子高生二人組が元気に歩いて登校する姿が・・・その二人、目測で75kg・・・身長は158㎝・・・かなりガッチリした体格・・・思わず100円コーヒーを吹き出しそうになちゃいました。笑

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