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2008年5月 8日 (木)

肩甲骨を使う

 本日の稽古では、正拳を突く場合のコツとして、肩甲骨の使用について説明した。

 簡単に説明しますと、要は突き手より引き手を重視することで、突き手をリラックスさせ無駄な力を使うことなくスムーズな正拳を繰り出そうというものです。

 そしてその引き手を取る時の要領として、引き腕を力むことなく、肩甲骨を背中の中央へ寄せるように引けば引き手そのものも力むことなく行うことができるのです。

 そしてもう一つ、その肩甲骨を寄せる時のコツとしては、大胸筋や腹筋群などの内側にある屈筋を緩め、背中部分の伸筋群を一気に引き締めることで、大筋群によるビッグな瞬発力を発揮するんです。

 これは突き技だけではなく巧妙な動きを伴い、しかも大きなパワーを獲得するには必要不可欠なテクニック(コツ)です。

 例えば、バスケットのスリーポイントシュートで、ジャンプしながら正確なシュートを次々と決めまくるNBAの選手たちのあのテクニック、まさしく“それ”なんです。

 今回は、誰もが経験で行っている身体操作を文章で書いてみました。

 結局、“力む”とは屈筋群の無駄な使用によって出現するブレーキかけまくり状態のことを言うんですね。

 ちなみに、バスケットで思い出しました。小生の師範である高木先生との出会いは海外遠征(日本武道館主宰のジャパンウィークという演武会で日本文化を披露するもの)で、日本代表団の一員としてアメリカへ行った際に、会場となったフェニックスにあるサンズというNBAチームのビッグジムでありました。

 とっても大きな体育館で、中央のナイトビジョンに小生の名前が映し出されたときには感動しましたね。これは自慢です。

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