入門するにあたり・・・
先週末から幼年クラスの体験教室を各会場で行っています。
おかげさまで多くの皆さんに体験いただいてるのですが、一つふと思い考えさせられることが出てきました。
それは入会にあたり、どんな動機や気持で入会していただくのが良いのか・・・である。
これまで、入会するには「本人の強い意志(やりたい、頑張りたい)」が絶対条件という小生自身の一つの譲れないもの・・ましてや、親に促されて入門・・だなんて、そんな・・と思っていました。
これをそう書いたということは、その譲れないもがそうではなくなったのか?
答えは、半分当たり・・なんです。
この白水修養会を設立して多くの修養生との関わりや、繋がりを持つことができました。その様々なケースを見てきた中で、必ずしも入会時の本人の気持の度合いによって継続期間が比例したかというとそうでもないのかな・・なんてうすうす感づいてはいました。
その入会時の本人の気持ちを重視(当初は親に促されて入会しようと見て取れた時にはお断りをすることもありました)してきた背景には、修行半ばにして心が折れそうになったとき「初志貫徹」を話すための切り札として入会時の本人の「やる気」の気持を必要としたからです。しかし、その心の折れそうになった修養生に“あなたは入会時に約束したよね”なんて、切り札だと思っていた言葉はまったく本人へは響かないことが分かってたわけです。
じゃ、動機は何でも良いのか?いや、本人のやる気はそりゃあ当り前のことだけど、それが絶対条件とは限らないな・・てことなんです。ん~っもう、文章にするのが難しい・・
子どもたちに関しては、こりゃもう間違いなく保護者の関わり次第でしょうね。(ここまで書いて具体的に書かんかい!なんて言わないで・・)
中学生以上になると、生活習慣がきっちり出来ていて、進学進級など、己が進む目標設定ができる子たちは間違いなく空手も勉強もやりとげますね。それに今年は19名もの中学卒業組が在籍してましたけど大半が進学率の良い学校へと進み、後輩たちに大きな指標を作ってくれました。
大人の場合、既婚者は伴侶との円満ライフがあればこれだけでグー!OK!笑
問題は独身貴族たちでしょうか・・・これは空手がどうこうと言うより、生活すべてが修行でしょうな・・・なにそれ、すみません。今、日付も変わり何時ものように頭が朦朧(こんな漢字なの:もうろう)としてきました。
写真は、道場内にある「巻藁」です。これを愛してやまない独身貴族の“かとうくん”という医療系に勤める男が在籍してるのですが、色んな事があるんでしょうね~、稽古が終わると無心に修行僧のような面持ちで、カツーンカツーンと生板部分(通常は下部にある白い部分を突くんですが・・)を突きまくってスッキリした顔で帰るんです。ちなみに薄汚れている部分は血痕です。仕事・・・大変なんでしょうね。日々修練ですね!
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こんにちは(*^_^*)
拳は 父・姉×2 が空手をやっていたので必然的に始めさせたのですが これがまた泣き虫だった。。。今では考えられないほど 空手バカになってます。この世の中たくさんの習い事の中から選べるのはせいぜい3~4つでしょうから、それをいかに楽しく長く続けるか・・をモットーにやってます。
きっかけは何でもいいかな~と。
投稿: 拳mamy | 2008年4月24日 (木) 09時40分