事前審査
今月23日に和道会関東地区の昇段審査会が行われる。
小生の道場システムでは、1級を取得した後に事前審査会を行いそれに合格した者が晴れて本審査会のコートを踏むことができるようになっている。
今回この本審査会のキップを得るために、通常稽古に加え本人の選択していないクラスにも稽古して良いという権利を与え、本人たちの頑張りを見守ってきた。
結果、一時は多くの不合格を通告したのだが、その後再考し首の皮一枚繋がったエールを今晩電話連絡した。
小生の考える黒帯とは、技術だけではダメ、リーダーシップをとれるように努力していることであったり、気配りを常に考えられる人だったりとかなりハードルを高く考えている。(当然、それが小学生でも)
実際、本道場での1級は技術的に初段に劣らずということで昇級させる。
そして、その取得後の彼らの様子を日々ウォッチしながら、心技体のバランスが良き方向に進み始めたときに審査にトライとなるんです。
ですから、小学生の低学年からコツコツがんばって長い年月を掛けて取得した初段と、高校や大学で一年やそこらで審査用の形のみ稽古して得た黒帯は違う意味合いと重みがあると思うんです。みなさんいかがでしょう。
今、雪が深々と降っています。
なんて、深みのある静けさでしょう。
今晩の事前審査会では様々なことを考え勉強させていただきました。
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賛成に一票。
技術はもちろん、黒帯に恥じない人になってもらいたいものです。自分もそうなるよう努力します。
投稿: kako mama | 2008年2月10日 (日) 00時09分
横で通常稽古でしたが、事前審査の厳しさを感じました。
特に、審査結果発表後の館長、上原先生、菊池先生の各総評については、自分にも思いあたるところがあり、自分が言われているかの如く、聞いておりました。
「険しい道のりだからこそ、進む価値あり」と自分へ戒めです・・・。
投稿: あごひげガリバー | 2008年2月10日 (日) 12時29分