NO2基本組手
五、受け(先手側)は右足を前に進め右中段構えを基立ちにて行う。捕り(後攻め側)は左足を引き同じく右中段構え(立ち方同じ)を行う。
六、先手側は間合いを計りながら「※1にじり足」にて捕り側に気を高め、気当たり(プレッシャーを与えるの意)にて「※2間境」まで詰め寄る。後攻め側も同様、気当たりにて対抗し間境まで相手を引き付ける。
七、先手側はにじり足から一転、右前足を鋭く踏み込み「寄せ足」にて右上段突きこみを相手の顎から後頭部を抜ける程の勢いで正拳突きを打ち込む。後手は両膝の力を左足そして右足という順番でを抜きながら脱力によって得られた推進力と少しの脚力で左斜め後方に僅かに「転位」する。そして同時に身体を僅かに左に「転体」、合わせて右腕にて上段流し受けを行う。事がうまく運んだとき先手の拳は後手の右サイドに流れ飛んでいるはずである。
※1 にじり足:細かな間詰めを行う際に使用する運足法
※2 間境:一足にて攻撃も、また回避も可能なギリギリの境界線
やっと攻撃までたどり着きました。しかしこれまでに、心のあり方から、和道の特徴である「転位」「転体」「転技」もお目見えしてます。
この一連の動きはあっという間に終了するのですが、その中をのぞくと様々な理が存在してるのです。
明日も、今日引き続き朝から幼稚園正課幼児空手の稽古です。
なんと30分刻みで4クラスをこなさなくてはなりません。
よし! がんばるか。
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