土産話の効能
今週は稽古の合間に先日行ってきたスウェーデン遠征の土産話をしています。
飛行機内の食事のこと、間食としてカップヌードルとアイスがサービスされたことからはじまり、飛行機の乗り継ぎなど大人では普通のことが子どもたちにとっては興味深深。
それに普段学校で見ている世界地図も他の国々にいけば自国を中心に描かれているという事実。何も疑問に思ってみなかったことが、他の人が実際に体験し感じたことを肉声で聞くだけでも子どもたちにはリアルに感じてくれる。
1日に同じ話をするにしてもその子どもたちの反応が面白く、ついついリアクション付きの解説となってしまう。
ちなみにスウェーデンを中心とした世界地図の場合、日本は北海道を斜め下に向いて描かれてしまう。ですから小生が普通の感覚で「空手発祥の地の沖縄は日本の下に位置し・・・」なんて言っても現地の皆さんには「沖縄は斜め上にあるのに・・と困惑した顔」となるんです。
また、普段泣き言を言わない小生(ホント?)がグライダーに乗るとき泣きそうになったというところでは、やけに嬉しそうに聞いている。
夢中に話す小生に、“せんせい!練習する時間がなくなりますよ!”なんて忠告してくれる低学年も居たりします。
そんな時にちょっと一言、「ここは空手だけをする道場じゃないんだよ!社会も地理も算数も・・いろな角度から勉強できる道場なんだよ!」すると・・“うんんん・・・”とうなずいてくれるではありませんか。
楽しい毎日です。
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私も定年前、外国によく行く知人に、土産はその国の地図と決めていました。お話のように、スウェ―デンの方は、日本と言う国に対する地図を通したイメージは、まったく違うわけですね。
最後の「ここは空手だけをする道場じゃないんだよ。」が、良いですね。人づくりがあって空手があるという考え方、大事ですね。大賛成です。ありがとうございました。
投稿: sugito36 | 2007年9月11日 (火) 21時51分