和道会全国技術講習会
和道空手を継承しようと全国各地から東京池袋健康プラザ武道場へ集まった。
40歳の小生など若造、いや“ひよっ子”扱いされる貴重な勉強会なんです。
勉強と言っても机上の物ではなく、やはりここは技術集団である。そう、実践あるのみ!
日・月曜と二日間にわたり8時間の稽古をこなした。
約60名の参加者の内、50代以上が大半を占めていたのではないでしょうか。当然60代の受講生もゴロゴロいらっしゃる。また、受講生と言ってもほとんどが各支部の師範や指導員クラスばかり、普段は先生と呼ばれている皆さんがこの二日間だけ生徒となるのである。(写真は静岡からこられた60才オーバーの両先生)
指導には高木中央技術本部長(和道会空手道の技術を司る最高機関)をはじめ、技術員の大先生がずらり・・、その中にはつい最近までオールナショナルチームの監督をされていた前田先生(元組手世界チャンピオン)もいらっしゃる。
内容は基本・形・基本組手
基本技からピンアン初段~五段、クーシャンクー、セイシャン、チントウ、ニーセーシ、ワンシューをすべて網羅。
そして、和道空手の真髄であり「揚神流柔術」の流れを色濃く残す基本組手10本を行なった。
特に、5本目の「小手返し投げ」の部分では現在の使用法とは違った初期の使用法も教わり、10本目では「衣くぐり」の使用法について様々な意見などが出され、会員何万人を誇る本会の中心的な講習会に参加できたことに喜びを感じた二日間でありました。
1日目の夜には懇親会も行なわれ、道衣を脱いだ時の大先生方の違った面を見れたことも貴重な時間でした。
あと、数年ぶりにアメリカのボブ先生とも久しぶりに再会しました。
先生の話によると、前での「揚神流柔術」の継承者がアメリカデンバーに在住し道場を構えているという情報(実は日本では継承者がおらず失伝といわれている)
その話を聞いて・・・・、書くのはやめときましょうネ。
最後に、この二日間の間、滋賀では全日本空手道マスターズ大会が行なわれていました。そして我が白水道場の総本部師範(荒川覚昭実兄)が40歳~49歳の部において三位に入賞されました。おめでとうございます。ちなみにご本人は、昨年優勝だっただけに悔しさをにじませておりました。
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