「燃えろ!」
気合、気合だ!、腹から出せ!・・・と叫んでいる小生。。中学生クラスである。
中学生達は、体が大人に近づき、心はこどもを引きずってる・・
であるから、妙に繊細な表情をあちらこちらと出してくる。その中にある一つの顔で厄介なものがある。
大人に対する「反抗の顔」である・・これが学校の先生方や保護者が一番遭遇したくないNOサンキューな顔であろう。一度、この表情に大人の対応として一歩下がろうとすると、そのアンバランスで幼稚な心が一段と攻撃性を増す・・「俺が優位にある・・攻めろ~!」なんてな具合で・・。
なまじ、体が大人化してくるからもはや母親では抑えきれなくなる。男親に対しては、まだ攻めきれないので適当な間合いを取ってはぐらかし、父親もその内会話すらなくなっていく・・そんな状況を改善せねばと思うも仕事に追われ後回しに・・・これがいかんのですヨ。
そんな要素を含んだ「世の宝」が何とか道場へ足を運んでくれる。
時には、頭を引っ叩き、理詰めで説教し、持ち上げ、最後は大汗を流して帰らせる。
空手はホントに便利・・言葉の会話だけではなく、突いたり蹴ったり、投げたりと〝からだの会話〟も出来るのです。「非現実な世界の成せる業」である。
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