右脳が気になる。
脳は言語的・解析的な分野を担当する左脳と、芸術的・総合的な右脳に分けられる。
暗算、絵画、スポーツ・・・etc、俗に言う超感覚を発揮する時、右脳が活発に活動することが誰もが知っている。
がしかし、それを意識しての指導や本人たちの認識はまだまだのようだ。
小生も前に、ある本を購入しその方面をすこしかじってみたものの指導の現場ではまだ生かされていない。
今日は、息子二人と共にバッティングセンターに行ってみました。小生は学生依頼、息子は当然始めてでした。
入ると野球のユニホームを身にまとった方々が奮闘している。子供達は若干その空気に押されたようだが数日前からこの計画を懇願していたゆうすけは半ば駆け足でセンターの中に吸い込まれていった。
Myバットを持ったその姿はどう見てもスポ少野球少年(ちなみに本人の野球歴は小生との月に1~2回のキャッチボール程度)、20球100YENのプライスに内心満足げな小生を尻目に早々とバッターBOXで伸脚する長男坊・・やる気マンマンじゃん!
初心者にはあのボールが投げ出されるタイミングがつかめず打ちずらいはず・・・ましてやスピードも85キロ・・・ムリかな?と2・3球空振るも早くも〝カスッ、カキ、カキ~ン〟と合わせて来た。わが息子ながら〝凄いじゃん〟その後100球ほど対面して集中してましたね。次男坊はバットに振り回されながらも何回かボールに触っていたようです。
この合わせたり、予想したりする能力はまさしく右脳の分野ですよね。伊達に空手をやってませんでしたね。あの空手の「形」というのは素人さんが思っている以上に難しいんですよね。両手両足全てが違う動きをしなくてはなりません。ましてや細かい部分まで指定されていますので、知らないうちに右脳をフル活用してるんですよね。
おかげで小生も小・中学生と勉強の成績は真ん中以下でしたけど、高校に進学して空手道の成績が県大会優勝、九州大会優勝と伸びると並行して学業の成績も上がっていったのを覚えています。まっクラスでだいたい5番以内をkeepしていたかな。(ちょっと自慢しましたが肝心の高校のレベルが問題ですね、それには言及せず)
道場でも良くある話なのですが、スポーツで進学するのではないのだから・・と受験を間近に控えてくると習い事を休会もしくは退会して受験勉強に集中させます・・なんて話は良く聞きますが、たかだか1週間の内の2時間程度の稽古事をやめたからといって勉強の効率が上がるとは到底思えません。
おそらく、受験用の勉強は左脳を必死に使っての暗記に大半を費やしているのではないでしょうか。そんな時、右脳を使うスポーツ(空手もね)や芸事を合間に行うことで脳を活性化し学力向上間違いなしと思うのですが。ホントに思ってます。
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