「アマラとカマラ」
オオカミに育てられた二人の少女の物語です。
インドでおこった奇怪な事件で、生後間もない8ヶ月の赤ちゃんが8年後にオオカミの群れと共に生存していたというビックリするお話なのです。
二人のオオカミ少女は無事村人の方に保護され、新たに人間の世界に住むことになります。それから直ぐにアマラは死んでしまい、もう一人は17歳まで生きることが出来ました。
しかし、はじめの2年で二足歩行が出来るようになるが他のひとと交流することもせず言葉も数えるほどしかしゃべれませんでした。後に40語程度はマスターし人間らしく生活できるようになるも病気でその短い人生を閉じました。
この話を今日の幼稚園での正課の授業でインターネットでゲットした写真を交えながらお話させていただきました。
話の趣旨は、人間は周りの環境で如何様にもなってしまうということを伝えるためでした。例えば家族がいつも争いが耐えないような環境ならばその様な子に育つでしょう・・。逆に笑いの絶えない家族に育てば明るい子にそだつでしょう・・・。
なぜこんな話を・・今日は公開保育で多くの保護者の皆さんが空手教室を見に来られたからなのです。1クラス30名足らず×4クラスを指導するのですから多くの方々に聞いていただけます。
そうなんです 子どもより大人の皆さんに聞いて欲しかったのです。
人間という生き物は、ほんと~に親の愛情がないと育たない弱い生き物なのだなぁ~と思いますね。「かわいい子には旅をさせろ」と申しますよね・・・それが実行出来うる人間に仕立て上げなければいけませんなあ・・・・。
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