「夫婦手」
組手の手法に「夫婦手(めおとうで)」というものがあります。いわゆる「受即攻」を実現するには必要不可欠なテクニックです。当然沖縄発ですよ。。。
夫婦手・・・読んで字のごとく両手が夫婦のように仲良く効率的に動き、相手の攻撃を受けながら片方の腕(拳・掌底etc)は同時に攻撃に転じている・・・。ほぼ同時にです。
競技空手でもその技術はとても有効です。が、突いた拳を一端引く、もしくは一瞬身体を止めるなどして極めの残心(仕留めたぞと言わんばかりのアクセント:ホントはもっと深い意味がありますが・・)をとらねばならない競技の性もありますが・・・。実戦では止めどなく攻撃を続行します。競技でも受けてから突く(作戦としてはありですが、技術的にそれしかできぬ・・ではの意味)では今の高速空手では上壇(競技会の上位)に登るのは難しいでしょう。ましてや実戦では攻撃を緩めるにはいきません。受けているその隙間に次の手が打ち込まれます。
写真は一般クラス終了後に残っていた「かずき&かずき」中2と中3を使って夫婦手の一例を示してみました。カメラ目線はご愛嬌で・・・。
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