「中学校で黄金律を思う」

　「職員室はこちらです。」え～っと「校長室はこちらです。」・・・

　中学校でのちょっと感心した出来事です。　道場の生徒が県の代表で全国選抜に行くこととなった報告（中学校の名で出場するために承諾を得なければならない）と、県からの派遣依頼を携え地元の中学校へ訪問した。校門をくぐり２階にある玄関の扉を開く同じタイミングで廊下と玄関に多くの生徒たちが溢れ出てきた。おおっ・・・休み時間だ・・ん～懐かしい雰囲気である。

　何度か訪問させていただいてるので職員室等の配置は頭に入っているので来客用のスリッパを履こうとすると一人の男子生徒が私に何やら発信（テレパシーか？）している様子・・・その発信内容はおそらくこうである・・「あっお客さんだ、ん～っこの格好（いつもの空手ジャンバー：色は赤と白、ミズノランバード）と雰囲気からするとどこかの学校の先生か？職員室分かるかな？・・・」、だと思う・・・。小生はそれを察し「職員室はどちらですか？」と尋ねてみた。すると・・・彼の心の声は「ほらあたったぞ！やっぱり困ってたんだ。」かな？そして冒頭の様に丁寧な案内をしてくれたのです。しかもニコニコしながら・・・。

　とても気持ちのいいやり取りでした。その後、他の先生に校長室はこちらですと促され向かうとそこには歯磨き途中の校長先生の姿がありました。コケましたね・・

　「相手の身になって考える」それを裏返せば、「自分にもそうして欲しい」であろう。社会の皆がこのような思いで、日々暮らし関係が持てるならば、なんて住み良い社会が出来るであろうか。

　先ずは家庭の中からですね・・・・。

　思ったことが現実となる・・・・まさに※「黄金律」ですな

　　※キリスト教倫理：マタイ福音書７章１２節「人からして欲しいと思うことを人々にせよ」

　今日の指導の最後は中学生クラスでした。様々なパターンでのジグザグ組手稽古でしたが数名が酸欠に・・・でも盛り上がりました。　形は今日も「ジオン」

　今日の朝稽古に例の　かいじ　が参戦・・４kマラソンでアゴが上がってしまいました・・・しっかりしろ！足腰強化は基本です。