「一斉稽古」
軍隊式稽古とも表される一斉稽古、空手が発祥した沖縄ではこの稽古法は採用せず各々が師匠から与えられた課題を黙々と行う単独稽古を採用していた。これは空手術を多くの門弟に伝えようとする事ではなく、孤独な稽古に耐え強い精神力を獲得した者のみに伝承しようという一子相伝的なものであった。(ボクシングジム方式に似ています)
さて、本土では一斉稽古が主流であるが、これは逆に空手を世間一般に認知させるためにも多くの弟子に同じ技術を提供し、いわゆる「落ちこぼれ」が出にくいやり方である。 これは現代の学校教育の授業方法と同じである
これらにはそれぞれに一長一短がありどちらに優劣はつけられなが、私は両方の「良いとこ取り」を目指している。初心者(緑帯程度)の内は一斉稽古80% 中級者(茶帯)は一斉60% 有段者は一斉30%・・・・こんな感じでしょうか。
しかし!ここで問題なんですよねェ 一つのクラスには様々なレベルが混在しております。そこでの指導の進め方と割り振りなどの「さじ加減」が結局のところ指導者の技量なんですね・・ん・・・っ。
私もティーチングしていて当然100%OKという指導は難しいですが時折 うん 今日は良かった・・と自画自賛することもあります。でもこれ大事なことです。「オレの指導力なんて・・」なんて思ったりしたら生徒たちが付いてくるわけがありません。当然、日々改善改良を加えながらですが自信をもって指導しなければなりませんね!
そして最も重要なのが教えられている側の意識ですね。指導者の直向な気持ちを真っ向から受け止め 常に尊敬の念をもっていなければなりません。間違っても「へん 先生より後ろ廻し蹴りは足が上がるゼェ」なんて思ってもいけません。敏感な先生は感じ取りますよ~お・・笑
あと、凄いレベルUP効果のある時間があるんですねェ~ それもたったの10分程度 教えましょうか? 答えは稽古後の居残り自主練なんです。なぜ効果があがるのか?またの機会に書きます。今日も長くなっちゃたし・・・。
貼ってある写真は昨日一般クラス終了後(21:30が終了時間)に自主錬しているヤンキー岩崎さんとパーフェクト幹事の相良さんです。でもこのお二人・・10分所じゃなかったんですよ 何と23:30に終了でした。 帰りは目が朦朧(もうろう)としていましたが・・・。
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